スイングしゃもじ開発ストーリー

  • 特許Wエンボス加工「マジックしゃもじ」の応用商品として、立てられるタイプの商品を開発。ヘラがテーブルに付かず使いやすいと好評でしたが、振動で倒れやすい!とお客様からご意見をいただきました。
  • そこで、起き上がり小法師のような、「振動があっても倒れないしゃもじ」という企画が生まれました。
  • おもりは比重の大きさから金属を使用することに決定。実際にモデルを作ったところ、完全な起き上がりこぼしのようにするにはかなり重くしなければならず、現実的でありませんでした。
  • 「倒れない」から「倒れにくく使いやすい」へ企画を軌道修正。おもりはしゃもじ内部に封入することに。保有設備をうまく使い、内部に水が入らない構造を作ることができました。
  • さらにユーザーに重さを感じさせないような重心のバランスや形状を求めて設計を繰り返し、最終的にベストなバランスを見つける事ができました。
  • 通常のしゃもじより重いため、ブリスターパッケージでは重さに耐えられない事が判明。そこで、特製のプラスチック製変形箱パッケージを設計。しゃもじ全体がよく見える良いパッケージとなりました。
  • 平成22年10月発売と同時に、メディアからの問い合わせが多数寄せられ、テレビや新聞、雑誌で紹介されました。トレンド商品を紹介するテレビの取材も受けるなど好調な滑り出しに。
  • 販売個数もどんどん増え、ヒット商品となりました。翌年(平成23年)にはスイングトング、翌々年(平成24年)にはスイングピーラーなど、シリーズも増えてますます好調です!