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Wエンボス加工開発ストーリー

デコボコ幅の平均0.02ミリ

マジックしゃもじが生まれた秘話

1997年の冬、大山会長はある一軒のすし屋で、すし飯を作る板前の手先をながめていた。「ご飯がつかない・・・何か仕掛けがあるのか」そしてある事に気付く。長く使いこんでいるせいでしゃもじの表面にデコボコができていた。表面をデコボコにしたら・・・ そこで一つのアイデアが浮かんだ。

それまで業界各社は見た目の美しさを重く見て、表面を平らにする技術にしのぎを削っていた。曙産業では幾多のアイデアが試された。が、どれも結果は同じ。何個もの金型をダメにした。

暗礁に乗り上げた開発を推し進めたのは、大山会長の長野五輪観戦だった。

カーリングの選手がブラシで氷上に傷をつけてストーンを自在に操っている。「傷のデコボコが重いストーンの方向や速度を変える」ひらめくものがあった。

「つきにくい」ではなく「つかない」しゃもじを実現

米粒としゃもじの関係は、水分が接着剤の役割を果たして物質を吸収させる「メニスカ現象」と呼ばれる原理で説明できる。細かいデコボコをつけて接触面を極限まで少なくすれば吸着力は格段に落ちる。柳和久長岡技術科大学教授の調べでは「腐食技術」を用いたしゃもじのデコボコ部先端の幅は平均0.02ミリ。「けた違いに小さい接触面」を実現させた。

身近な技術やヒントをいかに生かすか

発売以来、売上げは3000万本を突破。独創的な食品技術に贈られる2001年度「安藤百福記念賞」優秀賞に全国48件の応募の中から選ばれるなど、身近な技術の応用は全国から高い評価を受けている。2007年7月には同様の技術を生かした、各種おにぎり型を発売。また食品以外の分野への進出ももくろんでいる。


マジックしゃもじの特徴

プラスチック表面に多数のデコボコを設け、更にその上に微細なデコボコを設けた二重のデコボコ形状をダブルエンボス加工と呼んでおります。このダブルエンボス加工によってご飯粒とプラスチックの接触面がきわめて小さくなり、また、表面のヘコミ部には蒸気や水分が入り込み易く、かつ残留し易いように設計されている為ご飯がこびりつきません。

  • Wエンボス加工
  • Wエンボス加工
    エンボスの上にさらにエンボスがかかっています。
  • Wエンボス加工
    だからご飯がしゃもじに触れる面積が極端に少ないのです。
※取扱い上の注意点
ダブルエンボスの表面はキズを一番嫌います。表面がキズに被われると、ご飯が付き易くなります。洗浄の際はスポンジをご利用ください。 使用後そのまま放置しておくと、ご飯のノリが残り、つき易くなる原因になります。 長時間の使用により付き易くなりましたら、軽く水をつけてご使用ください。炊飯ジャー等高温の中に放置しておくと、付き易くなります。
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